混ぜ方も簡単、お菓子にありがちな「バターをホイップする」もなければ、「卵を泡立てる」もありません。混ぜていくだけです。ただちょっと問題なのは「高温で焼くので夏は暑くてやっていられない」という点に尽きると思います。レシピはネット上にかなり広く出まわっていますが、わたしは今回用に分量と配合を工夫しました。
なぜかというとですね、今回は「自分で焼くパンと同じ温度と時間で、1回に終わらせたい」という願いがあったのです。
ではまず、準備中とできあがりの写真を1枚にまとめたものがありますので、ご覧ください♪

右上。セラベイク(下準備なく菓子が焼ける便利な焼き型)に、紅茶でふやかしておいたプルーンを入れます。
右中。作った液を流します。
右下。210℃で30分焼いて、有塩バターをのせて表面に広げ、冷まします。
左側。粗熱が取れたらカットします。冷やしても美味しいです。こんがりした色合いを楽しみたい場合は、底を上にしてください。かなり茶色くなっています。
味と食感は「洋風ういろう」です。くにゅくにゅしたプリン、やわらかめのカヌレのようなものです。
配合(パンと焼き時間を合わせる必要があったのと、手近にある材料という都合で、自己流です)
○ プルーン。種抜きで買ってあったもの。おそらく使用したのは120gくらいかと思います。事前にアールグレイの紅茶でふやかしておきました。ちなみに浸けておくのはオレンジジュースがいいという人、ラム酒という人、いろいろいらっしゃるようです。
○ 薄力粉 90g
○ 砂糖 75g
○ 塩 ひとつまみ
(この三つは、ふるうか、面倒ならばホイッパーなどで、ぐるぐる混ぜてください ^^;)
○ 卵3個を溶いておいて、上の粉に混ぜていきます。一度だとダマになるので、少しずつ。
○ わたしは今回、生クリーム(36%のもの200mlが余っていた)と、牛乳150mlを少しずつそこに混ぜましたが、生クリームがあってもなくても、あるいはぜんぶ生クリームでもいいかもしれません。お好みで。
○ ラム酒を垂らします。適量。お好みで。
○ オーブンを210℃で温めておいて、プルーンのはいっている容器に液を流し込みます。ゆっくり入れても多少はプルーンが踊るので、多少は「プルーンがあるところ、ないところ」ができるかもしれません。
○ 大きく膨らんで、焼き上がったら、熱いうちに有塩バターを適量、表面に塗ります。そのまま冷まします。
なお、この写真で上のほうが明るい黄色になっているのは、この上の段でパンを焼いていたので、火の当たりが弱めになったからです。実際には、上の段に何もなくて210℃で焼いたら、もっと茶色になる可能性が高いですので、このくらいの色合いがよい人は、途中でアルミを被せるとか、なんらかの工夫があるといいかもしれません。
参考リンク:
○ このブログではおなじみ、セラベイク。