さて、じゃがいもをどうしようどうしようと、思っているうち、結果としてこれができました。イモとチーズがたっぷりはいった揚げパンです。

ちょうど先日から読んでいる「ドイツパン大全」という本にも、P.172に「ジャガイモのクラプフェン」の紹介がありましたので、小麦粉と芋の比率、生クリームを入れるところなどは参考にしました。それから、なぜかこのレシピには塩がなかったのですが、塩は入れたほうがいいだろうと、入れてみました。
配合:
(本のレシピとは違います ^^;)
材料 A
国産強力粉150g
国産薄力粉50g
パン酵母 140g(だいたい半分が小麦粉、半分が水分です)
塩 4g
たまご 1個 (55g)
生クリーム (乳脂肪35%) 100g
材料 B
ゆでて皮をむいたジャガイモ 264g
ピザ用などで売られているチーズ 80g
材料A をこねます。だいたいまとまってきたところで、簡単につぶしておいたジャガイモとチーズを、少しずつ混ぜて、さらに軽くつぶしながらこねます。ジャガイモを完璧につぶしておきたい場合は、最初から混ぜてもいいかもしれません。
ある程度こねたら、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で1晩放置。翌日の作業前に室温にもどしておきます。
当日のうちにすぐ作業にはいりたい場合は、冷蔵庫に入れるのではなく、暖かい場所に置くか、湯の上にトレイを置くなどしてボウルごと温めるか、あるいは電子レンジの機能で「発酵」を選んで1〜2時間程度待ちます。
(自家製酵母を使わず、発酵力の強いイーストを使用している場合は、とくに温めなくても室温放置1時間くらいで、使えると思います)
国産小麦粉の場合で上記の配合ですと、生地がかなりかなりやわらかいので、作業の際にたくさんの強力粉を使って手早く分割し、丸くしてください。外国産小麦の場合は、上の配合でもそれほどべたべたにならないかもしれません。
揚げます。
粗熱が取れたら、試食。ポンデケージョのようにモチモチ美味しい(^^)。おそらく水分を減らしてやってみたら、もう少しドーナツっぽさが味わえるかと思います。どちらもお好みで。